江口 彰 Laboratory

分野は、“教育” “映画” “まちづくり”。次世代への取組みを分かりやすく考えてみる。

「教育×映画×まちづくり」への道のり

Posted on | 7月 22, 2010 | 「教育×映画×まちづくり」への道のり はコメントを受け付けていません。

自分のライフワークは「教育」「映画」「まちづくり」です。多岐にわたる活動をしているため、何をしているのか分かりにくく説明もしにくい毎日。自己紹介を求められたとき、自分の仕事を説明するのに一苦労をします。しかし興味が散乱しているのではなく、しっかり持論を練って活動を限定しています。

テーマは「次世代を育成すること」。その“人づくり”を考える上で、重要な視点は “コミュニケーション活動”だと感じています。そしてそのための“具体的な現象”への関与が必要だと考えました。

私は、大学院で「キャリア」にまつわる周辺の分野を勉強してきました。主に教育学の分野からのアプローチでしたが、経営学・社会学・政治学・心理学など分野を横断して様々な視点も学んできました。しかし理論だけを勉強したところで、それは理解したことにならないと思っています。アウトカム、つまり実際に社会にどういう影響を与えたか、この尺度で考えた場合、実践的現象を起こさせてリサーチを試みることが重要であるという考えだったのです。そのとき具体的分野に迷っていた矢先に、北海道大学のクラーク会館に映写機が眠っているという話を聞きつけました。ちょうど私はご縁があり、コミュニティシネマの運動に関わりはじめていた時でした。北海道大学に映画館を復活させる組織的な活動を通じて大学生が成長する流れを生み出そうと考えたのです。

一方で、コミュニケーションの分野における映像の位置づけは年々高まってきていました。ソーシャルメディアという言葉に象徴されるようにテレビ・放送・メディなど業界の変化は、間違いなくほとんどの人が影響を受け、生きていく上でますます重要な分野になってきています。しかしこれらをしっかり学ぶ場がありません。それぞれ「教育」と「映像」という異分野が一つの線に繋るための具体的な事例が「北海道大学で映画館をつくる」等の学生活動になってきています。

apple antivirus software

そしてもう一つの分野「まちづくり」は、様々な問題による地域崩壊がクローズアップされてきました。こと教育の問題では、小中学校と地域との関係性が重要視されるなかで、それらの地域コミュニティの取り組みが、人を育む環境として再検証されてはじめています。大学院修了後、ちょうど札幌市琴似地区の動きへの参画の話が来たのも何かの縁ではじめたことですが、北海道大学での経験を地域に置き換えてみる試みの必要性を感じていました。

また「映画」と「まちづくり」という接点では、まちおこしの一環として映画ロケの誘致活動も盛んに行なわれるようになってきており、文化や産業、観光等の分野において、各地域のフィルムコミッション活動が顕著に現れています。

このように、3つの視点の重なる状況を現場で創造し、“人づくり”といった視点を軸に考察を試み、実践を積み重ねていく取り組みは、今後ますます重要になるでしょう。その先駆けとなる現象をここ札幌で起こしていくのが、まず第一歩だと考えています。

Comments

Comments are closed.

  • 最近の投稿

  • カテゴリー